安倍晋三総理は遊説先演説で「子どもたちの平和と安全を自公政権と民共勢力のどちらに託すのか」と安保法制廃止(集団的自衛権行使部分廃止)を目指す野党4党の姿勢や民進党と共産党、社会民主党、生活の党の4党が、そのために参院1人区の候補を一本化したことを「野合」と批判した。
また演説の大半はアベノミクスの成果とともに、さらにアベノミクスを強力にすすめなければならないとする経済政策に集中させている。
安倍総理はアベノミクスを進めた結果、有効求人倍率が統計ととり始めて以来、史上初めて全国都道府県で1倍を超えたと強調。また正社員も増えているとし、雇用が増えていることなどをアピール。
そのうえで「アベノミクスを最大限に発揮し、デフレから脱却し、力強く経済を成長させる。地域の可能性をよく知っている地域の皆さんにアイデアを出していただき、国が応援する新しいチャレンジが『地方創生』だ」と地方のアイデアに国がバックアップしていく姿勢をアピールしている。(編集担当:森高龍二)