TOYOTA、新型クロスオーバーC-HRの欧州仕様インテリアを初公開

2016年06月30日 07:12

Toyota_C-HR

イタリアで公開されたトヨタC-HRのインテリア。シンプルな造形に見えるが、オリジナリティ溢れるダッシュボード回りは統一感に溢れる。ブラウンとグレーで構成され、タッチパネルは左右アシンメトリーなレイアウト

 6月20日~24日にイタリアのミラノで開催されたメディア向けイベントにおいて、新型クロスオーバー「TOYOTA C-HR」の欧州仕様車のインテリアデザインを披露した。

 欧州仕様車の内装インテリアデザインは、そのコンセプトを「Sensual-Tech(センシュアル・テック)」としている。直訳すると「官能的でハイテクな」ほどの意か。ハイテクで高い機能性を、ファッショナブルで大人の色気を感じさせるスタイルに仕上げ、軽やかに広がるキャビンを構築した。同時に運転に集中できるキャビンを実現している。スポーティなSUVというイメージというよりも、高級で洗練された室内空間といえる。

 シンプルな造形に見えるが、オリジナリティ溢れるダッシュボード回りは統一感に溢れたデザインだ。ブラウンとグレーで構成され、タッチパネルは左右アシンメトリーなレイアウトだが、絶妙なバランスでお洒落な空間を作り上げている。インパネは全体的に低くまとめられ、ドライバーズシートからの見通しも非常に良さそうだ。

 タッチスクリーンパネルを独立させながら、ダッシュボードを低く設計することで、見通しの良さを確保。インストルメントパネルからドアトリムまでなめらかにソフトパッドで繋がる。ファッション性の高いオーナメント・ピアノブラックパネルをレイヤー状に構成し、シームレスで広がりのある空間を実現した。艶やかな面の質感と切れのよいラインが心地よい刺激を感じさせる。

 運転席は、メーターを中心として、ディスプレイやオーディオ操作パネルをドライバー方向に向けコンパクトに配置し、ドライバーの視認移動や操作の負担に配慮し、運転に集中できる空間を目指し、車両との一体感が感じられるような空間を演出している。

 この3月に開催されたスイス・ジュネーブ国際モーターショーで世界初披露した「TOYOTA C-HR」は、個性際立つスタイリングに高い操縦安定性を実現する、独特な存在感の新世代のコンパクトクロスオーバー車だ。新型プリウスがベースとなるC-HRは、トヨタが世界的に技術でリードする得意のハイブリッド仕様車をラインナップする。

 また、新型プリウスで初めて採用した、トヨタの次世代プラットフォームTNGA(Toyota New Global Architecture)に基づいて開発されており、安全性、動力性能、環境性能を含めた燃費性能など、従来のモデルに比べ飛躍的に向上するはずだ。

 予想されるハイブリッドパワートレーンはプリウスと共通の最高出力72kW(98ps)/5200rpm、最大トルク142Nm(14.5kg.m)/3600rpmを発生する1.8リッター直列4気筒エンジンに、最高出力53kW(72ps)、最大トルク163Nm(16.6kg.m)の駆動用モーターを組み合わせる。トランスミッションは電気式無段変速機で、駆動方式FFだ。

 また、同社のオーリスなどに搭載するダウンサイズターボエンジンの1.2リッターガソリンターボエンジン仕様も存在するようで、こちらは最高出力85kW(116ps)/5200-5600rpm、最大トルク185Nm(18.9kg.m)/1500-4000rpmで、トランスミッションはCVTのほか6速マニュアルもある模様だ。(編集担当:吉田恒)