安倍晋三総理は18日から24日までニューヨークでの国連総会に出席するほか、日本の総理として初めてキューバを訪問する。国連総会では21日に「一般討論演説」を行う。また19日の「難民及び移民に関する国連サミット」でも演説の予定。
安倍総理は国連総会を活かし、関係国首脳との会談を行うとともに、9月9日の北朝鮮による核実験を踏まえた対応を始めとして、地域及び国際社会共通の課題について、各国との連携を確認するとしている。
菅義偉官房長官が14日、発表した。菅官房長官は、キューバ滞在中に総理はラウル・カストロ国家評議会議長と会談する予定といい「安倍総理の国連及びキューバ訪問は、国際社会が直面するグローバルな課題に対する日本の考え方を積極的に発信するとともに、各国首脳と信頼関係を深める良い機会になると考えている」と成果に期待した。
また菅官房長官は「拉致・核・ミサイルといった北朝鮮を巡る諸懸案の解決に向け、キューバの理解と協力を求めていきたい」と語った。あわせて「世界的に注目を集めるキューバに対し、ビジネス投資環境の改善などを働きかけることで、日本企業の進出を支援したい」と経済面での狙いも語った。(編集担当:森高龍二)