安倍晋三総理は5日開かれた政府与党連絡会議であいさつし「本年もぶれることなく『経済最優先』で金融政策、財政政策、成長戦略の三本の矢をうち続けていく」方針を改めて示すとともに、普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設建設について「最高裁の判断が示されたことから、沖縄県との和解条項に誠実に従い、普天間飛行場の全面返還実現のため、辺野古への移設を着実に進めていく」と語った。
また、オスプレイの不時着事故を踏まえて「米軍機の飛行安全の確保は円滑な米軍駐留の大前提であり、米側と連携を密にして、万全を期していく」としたほか「引き続き、沖尾繩の負担軽減に全力で取り組んでいく」姿勢を示した。
また、20日召集する通常国会について「未来を拓く国会」と語り「来年度予算では保育士の処遇改善など仕事と子育てを両立できる環境整備を加速する。また、給付型奨学金を創設するなど子どもたちへの投資を一層拡大する」とし「補正予算、来年度予算、関連法案の一日も早い成立に向け、与党の皆様には、引き続きの御協力をお願いしたい。政府としても、丁寧な説明を尽くしていきたい」と協力を求めた。(編集担当:森高龍二)