北朝鮮が14日午前、再び、弾道ミサイルを発射した。菅義偉官房長官は記者会見し「14日午前5時28分頃、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から北朝鮮は弾道ミサイル1発を東北東方向に発射したと判断される」と発表した。
菅官房長官は「発射された弾道ミサイルは約30分の間、約800キロメートル飛び、朝鮮半島東約400キロメートルの日本海上に落下したと推定される。我が国の排他的経済水域(EEZ)内ではないと推定される」とした。
菅官房長官は「今回の弾道ミサイル発射は関連安保理決議違反であり、直ちに北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に厳重に抗議し、強く非難した」とした。
そのうえで「政府としては引き続き、米国、韓国等と緊密に連携しつつ、いかなる事態にも対応することができるよう緊張感をもって警戒監視を始めとする必要な対応に万全を期す」とし「今後、適切に情報を伝達していくので国民の皆さんには政府からの情報に注意し、落ち着いて行動していただくようお願いしたい」と要請した。(編集担当:森高龍二)