獣医学部新設、一校に限るべきでないと下村氏

2017年06月19日 06:27

 自民党の下村博文幹事長代行は18日のNHK日曜討論で獣医学部の新設について「一定の条件をクリアし、これからの新たなニーズに対応するものであれば、日本全体の経済の活性化にともするというのであれば(一校に限らず、新設)するべきだと思う」と提起した。

 下村幹事長代行は学校法人加計学園(岡山市)の大学への獣医学部新設をめぐる疑惑に関して、否定するとともに、「広域的に」などの条件が付加されたため特区申請からはじき出された京都産業大学についても、新設できる可能性を提起した。

この中で、下村幹事長代行は「国家戦略特区だから一校に限るものではない。本来は。ですから、今後、京都産業大学も、新潟も、手を挙げて途中で断念してしまった経緯がありますが、一定の条件をクリアして、これからの新たなニーズに対応するものであれば、そもそも岩盤規制にドリルで穴をあけるということからすれば、日本全体の経済の活性化に供するというのであれば、そうするべきだ」と語った。(編集担当:森高龍二)