民進党の蓮舫代表は18日、都内で街頭演説し「今、国会を閉じるのは一体誰の為なのか」と街宣車から通行人らに呼びかけた。
蓮舫代表は、安倍政権が安倍一強体制の中で「資料は出さない。記憶はない。記録はない。調査はしない。個人攻撃をする」政府・与党の対応を強く非難し、安倍政権に『共謀罪』(テロ等準備罪)を与えたことに「この道しかない、と言った安倍総理の方針は、『いつか来た道』に戻ろうとしている」と国政が悪い方向に進む危険を提起し、政治に関心を持つよう訴えた。
また、森友学園への国有地払い下げで8億円値引きされた根拠(実質、9億円のディスカウントになっていること)や「安倍晋三から」と昭恵総理夫人が森友学園に小学校建設に寄付をしたのかどうか、籠池泰典理事長(当時)は「頂いた」と言い、8億円の値引きにも「神風は吹いた」と語っているのに、総理側はダンマリ。加計学園の大学への獣医学部新設疑惑についても「広域的」「限定」などの枠組みを付け、加計学園ありきで進んだのではないか、との国民の疑惑にも答えないままになっている。
蓮舫代表は安倍一強制政治が「安倍総理や総理夫人の近くにいるお友達だけに特別に便宜を図るような『古い、古い、古い政官業癒着の政治』に戻した」と政治を変える必要を訴えた。(編集担当:森高龍二)