「ニッサンブランド」は、インターブランド社が発表した「Best Global Brands 2017」レポートで、世界第39位にランクインし、推定ブランド価値は115億3400万ドル(約1兆2918億円)となったとリリースで発表した
世界的なブランドコンサルティング会社であるインターブランド社が、ニッサンブランドを、2017年に世界で最も価値のあるブランドのひとつに選定しました。
インターブランド社が発表した「Best Global Brands 2017」レポートで、ニッサンは世界第39位にランクインし、推定ブランド価値は115億3400万ドル(約1兆2918億円)となった。昨年のランキングは43位、推定ブランド価値は110億6,000万ドルだった。
インターブランド社が発表したレポートによると、「ニッサン・インテリジェント・モビリティを中心とした日産のブランド価値向上への取り組みを評価し、自動運転や電気自動車をはじめとした多彩なテクノロジーを通してユーザーに利便性を提供している」とした。ニッサンブランドがランクインしたのは2011年以降7年連続である。
日産は今回の評価結果ついて、日産が過去1年間「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」の取り組みを強化し、新しい電動パワートレーン「e-POWER」、高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」などを搭載した新商品を相次いで発売したことが反映されたものとしている。
日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリース氏は、「これまでの6年間、日産はブランドパワーに注力し続けてきましたが、この取り組みが引き続きブランドランキングに評価されたことは大変励みになります。ニッサン・インテリジェント・モビリティに焦点を置いた取り組みやクルマの未来に関する日産のビジョンが、ブランド価値の継続的な上昇に表れていると考えています。今後は新型日産リーフの発売により、ブランド価値がさらに向上することを期待しています」と述べたという。
インターブランド社は、財務実績を前提に、事業資産としてのブランドの継続的投資、および運営、商品購入に至るまでのブランドの役割、ブランドの強みなどを調査しており、「Best Global Brands(ベスト・グローバル・ブランド)」はインターブランド社が毎年発行する世界で最も価値の高いブランドに関するレポートと評価されている。(編集担当:吉田恒)