立憲民主党の枝野幸男代表は13日、自民党が国会での衆院質疑時間配分に「1対1」を求めていることに「国会でパフォーマンの場を与えろという主張自体が勘違いだ」と与党でありながら理解していないと、自民の姿勢を問題だとした。
枝野代表は「ご自身が野党であったときの考え方、主張はどこに行ってしまったのか」と自民党が野党時代に民主党政権側に、現在の与党2、野党8の形にさせたのに、自らが与党になった時には、議席数に応じてとか、「5対5」(1対1)にと、求めることに大きな疑問を提起した。
枝野代表は「議院内閣制で、与党内で行っている事前審査や政府からのさまざまな説明・報告は与党と野党では比較にならないくらい違いがある」と基本的なスタンスの違いを指摘した。
また国会論戦では「半年にもわたり国会審議が行われないという異常な状況が続いてきた」とし「この間に明らかになってきたこと、疑問が膨らんできたことが山ほどある。国民の皆さんの聞きたいこと、疑問に応えていく国会になるよう、役割を果たしていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)