日産自動車は、4月に開催される今年の上海国際モーターショーにおいて、新型セダンを世界初公開する。また、先進の技術とデザインを採用し、将来の「ニッサン・インテリジェントモビリティ」を体現する電動駆動のコンセプトカー「IMs」と「IMQ」をあわせて出展します。
新型セダンには、エクステリアとインテリアに日産の特徴的な最新のデザインが採用され、数々の「ニッサン・インテリジェントモビリティ」技術が搭載されるとだけ発表された。
今年1月にデトロイトで開催された北米国際自動車ショーで初公開されたコンセプトカー「IMs」は、進化したスポーツセダンという新しいセグメントを提案していた。100%電気自動車が実現する斬新なデザインと広々とした室内、革新的シートレイアウトを採用しているモデルだ。
自動運転モード走行中、「IMs」のステアリングは格納され、別次元のドライビングを提供。マニュアル運転モードでは、先進の電気自動車らしい高性能な走りを楽しめるという。
クロスオーバーのコンセプトカー「IMQ」には、すでに実用化しているパワートレーン「e-POWER」を搭載する。実際の走行では電動モーターのみで駆動し、100%電気自動車と同じ感覚の俊敏で力強い走りを楽しむことができる。アグレッシブなスタイリングの「IMQ」は、2019年3月、ジュネーブ国際モーターショーにて初公開された。
「IMs」と「IMQ」の要素が詰め込まれるはずの、上海モーターショーで初公開となる市販モデルの限りなく近い新型セダンに注目したい。
ショーでは、現行の日産モデルランナップも勢揃いとなる。「ラニア」や「ティーダ」「NISSAN GT-R」、世界最量販の電気自動車「日産リーフ」に加え、「キックス」「ムラーノ」「パトロール」「キャシュカイ」「テラ」「エクストレイル」といった一連のSUVも展示されるようだ。
上海国際モーターショー2019はインターナショナル・エキシビジョン・アンド・コンベンションセンターにて、4月18日から25日まで一般公開される。(編集担当:吉田恒)