22年以降最低の投票率「本当に残念」総務大臣

2019年04月10日 07:33

 石田真敏総務大臣は9日の記者会見で、今回の統一地方選挙「道府県議会議員選挙」の投票率が44.08%と昭和22年以降、過去最低を更新したことに「下がったことは本当に残念だ」と述べた。

 そのうえで「市区町村の選挙が21日行われるので(有権者は)主権者としての自覚を持って、積極的な投票への参加をお願いしたい」と投票を通して政治参加するよう求めた。

 石田大臣は「投票行動というのは主権者としての非常に重要な行動であり、こういうことについて、皆さんにご理解いただくというような、息の長い取り組みが重要ではないかと思っている」と主権者としての行動に結びつく取り組みの必要も挙げた。

 特に「高校生などに学校現場で教育の中で取り組んでいただくとか、いろんな取り組みをこれからも進めていくことが大事と思っている」と述べた。

 石田大臣は「一番は国民の皆さんに国や社会の問題を自分たちの問題として考えていただく、それを行動に移していくというのが主権者として非常に重要な権利であるということをご理解いただくことが一番根本ではないかと思っている」と有権者に自覚を求めた。(編集担当:森高龍二)