政権交代強くアピール 現コロナ爆発は政府失策

2021年02月02日 06:53

 立憲民主党の枝野幸男代表は31日オンラインで開いた「21年党大会」で新型コロナウイルス感染症拡大による現在の感染爆発と医療崩壊を招いた原因は「政府の失策による人災そのもの」と第1次緊急事態宣言解除後の「GoToキャンペーン」推進や冬場になれば感染拡大するのではないかと何度も指摘されていたのに、保健所など検査の拡充や医療機関への支援は遅々として進まなかった、政府の責任によるところが大きいと政府の対応を問題視した。

 枝野氏はそのうえで「日本の新型感染症対策における最大の障害は、政府の姿勢であると言わざるを得ない。国民生活の現場が見えていない。科学的知見を軽視する。国民に丁寧に説明し呼びかける言葉を持っていない」と指摘。

 枝野氏は「感染拡大防止には一刻も早く、信頼される政治を取り戻さなければなりません。日本が新型感染症を克服するためにまず必要なのは『信頼される政治へ』現在の政治を変えること、政治の転換に他なりません。そして変えることができるのは、私たち立憲民主党しかありません」と政権交代を強くアピールした。(編集担当:森高龍二)