谷脇康彦前総務審議官が辞職

2021年03月17日 06:30

 総務省は16日、東北新社やNTTから高額接待を受けていた前総務審議官で谷脇康彦大臣官房付を停職3か月の懲戒処分にした。谷脇氏は辞職願を提出し、受理された。退職金は本人同意のうえで、支払いを停止し、今後、さらに処分が出た場合には金額を退職金から差し引いたうえで、支払うという。また高額接待を受けていた巻口英司国際戦略局長を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にした。

 総務省は懲戒処分の理由として谷脇前総務審議官については「2018年9月4日及び9月20日、利害関係がある事業者(東北新社)から供応接待を2件(少なくとも約7万8000円)受けた。さらに昨年7月3日、別の利害関係がある事業者(NTT)から供応接待を1件(少なくとも約2万4000円)受けた。また今年2月24日に懲戒処分を実施した際の調査において、倫理法令に違反する疑いのある事実の報告を怠り、事実と異なる説明を繰り返したことで公務に対する国民の信頼を失わせた」としている。

 また巻口国際戦略局長は「昨年6月4日、利害関係がある事業者(NTT)から、供応接待を1件(少なくとも約3万8000円)受け、手土産(3000円相当)を受領した」としている。

 第3者による検証委員会が17日立ち上がる中、辞職による逃げ込みは許されない。山田真貴子前内閣広報官とともに谷脇前総務審議官に関しても、民間人になったとはいえ、事実関係を明確にする国民への責務に一切変わるところはない。(編集担当:森高龍二)