ホンダ初の量産電気自動車(EV)である「Honda e(ホンダ・イー)」が、ワールド・カー・アワーズ(WCA)が主催する2021年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において、「ワールド・アーバン・カー」を受賞したと発表した。
ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは2004年に設立された自動車賞で、世界28か国93名の自動車ジャーナリストの投票により選ばれるアワードだ。
ホンダ車がWCAを受賞するのは2009年の燃料電池車「FCXクラリティ」の「ワールド・グリーン・カー」以来12年ぶりで、「ワールド・アーバン・カー」を受賞するのは初となる。
ホンダが提案する都市型コミューター「Honda e」は、これまでのクルマにはない魅力を追求すると共に、EVの本質を見つめ、柔軟な発想で、未来を見据えてつくりあげたモビリティ。
新時代を感じさせるシンプルでモダンなデザインと、力強くクリーンな走りや取り回しの良さをモーターと後輪駆動で実現したクルマだ。
2画面の大型タッチパネルモニター「ワイドスクリーン Honda CONNECTディスプレー」や、ドアミラーに代わる「サイドカメラミラーシステム」など先進で多彩な機能を搭載。
また、AIによる音声認識と情報提供を行う「Honda パーソナルアシスタント」を含む先進のコネクテッド技術等を備え、ユーザーの移動と暮らしをシームレスにつなげる生活のパートナーとなることを目指して企画生産された。
ホンダは今回の受賞に際して、「これからも、人間中心の考え方に基づき、より多くのユーザーへさらなる喜びを提供できる商品を生み出す努力をする」とコメントしている。(編集担当:吉田恒)