オリエンタルランド、第1四半期営業利益23.1%増 テーマパーク収入が伸長し2桁増収増益

2026年07月30日 18:18

今回のニュースのポイント

オリエンタルランドが30日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比10.4%増の1,807億3,400万円、営業利益が同23.1%増の477億1,600万円となりました。テーマパーク事業において入園需要に加え商品や飲食の販売が幅広く伸びたほか、ホテル事業も好調に推移し、本業の収益力が拡大しました。また、営業外で持分法による投資利益を計上したことで経常利益は48.6%増の583億900万円となりました。通期の業績予想は据え置いています。

本文
 株式会社オリエンタルランドが7月30日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比10.4%増の1,807億3,400万円、営業利益が同23.1%増の477億1,600万円、経常利益が同48.6%増の583億900万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比50.3%増の412億9,700万円となり、2桁の増収増益を達成しました。

 業績を強力に牽引した主力の「テーマパーク事業」は、外部顧客向け売上高が1,474億3,500万円(前年同期比12.3%増)、セグメント利益が378億6,500万円(同29.3%増)となりました。売上内訳を見ると、アトラクション・ショー収入が703億円(前年同期は654億円)、商品販売収入が472億1,900万円(同390億円)、飲食販売収入が263億3,800万円(同236億円)といずれも前年同期を上回りました。入園需要の確保にとどまらず、グッズや飲食といったパーク内でのゲスト一人当たり消費が幅広く拡大したことが収益増につながっています。

 また、「ホテル事業」も外部顧客向け売上高が292億9,200万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益が92億5,400万円(同0.9%増)となり、底堅い宿泊需要を背景にグループ全体の業績向上に貢献しました。

 利益面では、本業の営業増益に加えて営業外収益の伸びも顕著でした。前年同期に4,500万円にとどまっていた持分法による投資利益が101億4,400万円へと大幅に増加したことで、経常利益・純利益の伸び率が営業利益を大きく上回る形となりました。なお、当四半期より新規設立した「株式会社オリエンタルランド・クルーズ」が連結範囲に加わっています。

 2027年3月期の通期連結業績予想は従来計画を維持しています。通期の売上高は前期比2.8%増の7,243億1,200万円、営業利益は同4.5%増の1,607億7,600万円、経常利益は同10.9%増の1,680億5,700万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.6%増の1,137億9,700万円を見込んでいます。年間配当予想についても1株当たり16円(中間8円、期末8円)据え置いています。

 今後は、テーマパークにおける旺盛な需要や単価上昇の持続性に加え、ホテル稼働の推移、ならびに新展開を目指すクルーズ事業の開設準備の進捗が注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)