菅義偉総理は23日、米国訪問などに関して会見し、自民総裁選挙に立候補している候補の内、河野太郎行革担当大臣を支持する考えを改めて示し、自身がコロナ対策最優先でやってきた中で、ワクチン接種の効果が大きいとし「今、取り組んでもらっておりますので、この状況を更に収束に向かって進めてほしい」との思いだと強調した。
菅総理は「私自身はコロナ対策最優先で取り組んできた。その切り札になるのはワクチン接種という強い思いの中で、今、1億5000万回接種した。米国の接種率を超えてきている」と成果をあげた。
そのうえで菅総理は「今、新規感染者数は大幅に減少しているのではないでしょうか。こうしたことは継続が大事であると思う。河野大臣、これの担当大臣として今、取り組んでもらっており、この状況を更に収束に向かって進めてほしいという思いだ」と述べた。
アメリカ主催の日豪印4か国会合に関しては「正にこの4か国の間で、今、ワクチンとか新しい技術とか、気候変動とか、重要な課題についてそれぞれ会合し、自由で開かれたインド太平洋の具体化の道を探っていく、そういう内容が今回の趣旨」と述べた。(編集担当:森高龍二)