高市早苗経済安全保障、宇宙政策担当大臣は14日夜、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連の月刊誌に2001年に対談参加していたことについて「国民の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪。
そのうえで「反省すべきは、他県のミニコミ紙でも、読んだことがない専門誌でも、取材依頼や原稿依頼があれば、対応して発信することが国会議員の責務だと勘違いしていたことです」と記し「執筆も大変な作業です。今後、知らない媒体への対応は全て断ることをお誓いします」とツイッターで発信した。
高市大臣は「旧統一教会との接点の有無について、政調会長在任中から徹底的に調べていた」とし「システム改修した事務所のパソコンは各種情報が細かく記録できる。選挙応援、金銭やり取り、祝電も事務所が手配した記録はなかった」としている。
一方、毎日新聞から2001年に旧統一教会関連団体が発行する雑誌の対談に参加していたとの指摘があり、国会図書館で調べてもらって、接点のあったことが分かった、という。対談相手が細川隆一郎氏で媒体が旧統一教会関連団体発行のものとは当時、知る術もなかったと釈明。「接点のあった事実は変わらない」として、謝罪した。
高市大臣は総理から組閣前夜に入閣要請の電話があった際、接点があったことも報告したが、入閣に変更がなかったことに「今も辛い気持ちで一杯です」と記している。
謝罪と報告のツイッターの最後には「今後、知らない媒体への対応は全て断ることをお誓いします」と徹底して、慎重に対応する姿勢を強くにじませた。(編集担当:森高龍二)