オカモトは、2012年2月に同社静岡工場へ最新鋭の多層フイルム押出機を導入する。
同社はゴム・プラスチックの総合メーカーとしてプラスチック事業を壁装材、車輛内装材等の産業用途から、文具を代表とする汎用分野、食品包装材及び電子材料用フイルムまで幅広く展開。今回は、電子材料・電池用フイルムの需要拡大に対応する為、クリーンルームを備えた多層フイルム押出機を増設し、高機能、高品質対応のフイルム生産を行う。これにより、高度な品質要請への対応と生産能力の向上。工業用を中心とした用途への拡充を図っていく。
同社は、カレンダーを初めとして、インフレーション、T台押出機、多層押出機と様々な製膜設備を有している。今回の増設により品質・供給体制の強化を図り、ユーザーの更なるニーズに対応していく構えだ。