中谷元防衛大臣は１６日の記者会見で自民党総裁選に出馬予定している林芳正官房長官から立候補に必要な推薦人になってほしいと求められれば「なっても良いと考えている」と明言した。
林氏を応援する理由について中谷大臣は記者団の問いに「非常に実力のある政治家である」とした。
中谷大臣は「（林氏は）特に政策を遂行させる能力があるという人が総理として求められているわけであり、特に、外交、経済、安全保障について、これまで官房長官として防衛大臣として、財政につきましては経済・財政、農林大臣、文部科学大臣等を歴任されており、今、対応が必要な事項がたくさんあって、きちっと判断をし、実行できるという観点を考えると林さんが適任ではないか」と理由を述べた。
中谷大臣は「（林氏は）政治姿勢も自ら『仁』ということを挙げ、特に、思いやりとか、人間関係などを重視するということで総理としてはしっかりと内閣を束ね、各省、閣僚等とバランスを取って、党内においてもいろんな人の意見をしっかり聞いて、党内をまとめていける、そういう器のある人物と思っている」と現況の中で、総理適任者とした。
総裁選には出馬表明者を含め、林官房長官のほか茂木敏充前幹事長、小泉進次郎農水大臣、小林鷹之元経済安全保障担当大臣、高市早苗前経済安全保障担当大臣の名があがっている。（編集担当：森高龍二）
