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京セラが30日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比9.9%増の5,253億円、営業利益は164.7%増の491億円となりました。AIデータセンター向け製品などの需要拡大が収益を押し上げたほか、好調な進捗を踏まえて通期業績予想を上方修正しました。
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京セラが7月30日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比9.9%増の5,253億円、営業利益が同164.7%増の491億円、税引前利益が同68.1%増の748億円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比63.1%増の605億円となっています。
業績拡大の主な要因となったのが、AIデータセンター向け製品や半導体関連市場における旺盛な需要です。AIデータセンター向けの半導体パッケージやコンデンサをはじめ、半導体製造装置向けのファインセラミック部品などの販売が増加し、高付加価値製品の増収効果が全体の大幅増益につながりました。
セグメント別の動向では、AI関連需要を取り込んだ事業が大きく伸長しました。半導体パッケージ等を含む「コアコンポーネント」は売上高が1,780億円(前年同期比22.1%増)、事業利益が238億円(同67.9%増)となりました。積層セラミックコンデンサ(MLCC)などを手掛ける「電子部品」も売上高が1,036億円(同23.6%増)、事業利益が87億円(前年同期は30億円)と大幅な増益を達成しました。「ソリューション」は米国機械工具子会社の譲渡に伴い売上高が2,476億円(同2.1%減)となりましたが、主要既存事業の収益性改善により事業利益は303億円(同60.7%増)に拡大しました。
第1四半期の業績が想定を上回って推移したことを受け、同社は2027年3月期の通期業績予想を上方修正しました。売上高は従来予想比1,400億円増の2兆800億円(前期比0.5%増)、営業利益は300億円増の1,600億円(同35.4%増)、税引前利益は300億円増の2,000億円(同18.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は190億円増の1,600億円(同13.5%増)へそれぞれ引き上げています。AI・半導体関連市場の需要拡大に加え、為替レートの円安進行も修正理由に挙げられています。
今後は、AIデータセンター向け需要の堅調な推移がどこまで継続するかとともに、上方修正された通期計画の達成に向けた進捗が焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













