サイボウズ、中間期は2桁増収増益 クラウド契約社数7.1万社突破

2026年08月13日 16:36

今回のニュースのポイント

サイボウズが13日発表した2026年12月期中間期の連結決算は、売上高が前年同期比16.1%増の207億8000万円、営業利益が15.5%増の59億6300万円となり、2桁の増収増益を達成しました。主力のクラウドサービスにおいて契約社数が7万1000社、契約ユーザーライセンス数が380万人を突破しました。人件費や広告宣伝費、研究開発費などが増加する一方、クラウドサービスの売上が引き続き積み上がりました。通期の連結業績予想および配当予想は従来の内容を据え置いています。

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 サイボウズが13日発表した2026年12月期中間期の連結決算(2026年1月1日〜6月30日)は、売上高が前年同期比16.1%増の207億8000万円、営業利益が15.5%増の59億6300万円となりました。経常利益は21.1%増の60億6500万円、親会社株主に帰属する中間純利益は17.5%増の40億6700万円でした。売上高をはじめ主要な利益項目がそろって2桁増となりました。

 業績を牽引したのは主力のクラウド関連事業です。2011年に提供を開始したクラウドサービスは、利用契約社数が7万1000社、契約ユーザーライセンス数が380万人を突破し、中間期のクラウド関連事業売上高は前年同期比15.9%増の191億1200万円へ拡大しました。クラウドサービスの売上が引き続き積み上がりました。

 費用面では人件費や広告宣伝費、研究開発費などの費用が増加しました。従業員数の増加や昇給に伴い人件費が53億6700万円(前年同期は49億4000万円)へ増えたほか、積極的なプロモーション投資により広告宣伝費が32億4200万円(同25億6500万円)、新規事業創出に向けた長期研究開発の活性化で研究開発費が8億9400万円(同7億400万円)へそれぞれ増加しました。こうした販管費が増加する一方、クラウドサービスの売上が積み上がり、営業利益は前年同期比15.5%増となりました。

 営業外損益では、為替予約に係る為替差益8300万円を計上しました。前年同期に計上していた為替差損(1億7300万円)がなくなったことなどもあり、経常利益の伸び率は営業利益を上回る21.1%増となりました。

 2026年12月期の通期連結業績予想について同社は、従来予想を据え置きました。売上高421億6800万円(前期比12.7%増)、営業利益105億1400万円(前期比4.1%増)、経常利益107億3200万円(前期比3.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益74億4500万円(前期比5.1%増)を見込んでいます。年間配当予想も1株あたり50円(前期実績40円)を維持しています。

 また、株主還元・資本政策として同社は、5月14日の取締役会で決議した自己株式取得(上限300万株・30億円)を7月24日までに完了したことを公表しました。中間会計期間中に93万3900株(取得価額22億3700万円)を取得し、さらに7月1日〜24日に30万4100株(同7億6200万円)を取得しました。保有資産を活用した自己株式取得を通じて資本構成の再構築と機動的な資本政策を推進するとしています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)