GDP年率1.4%増へ上方修正、2四半期連続プラス 内需はマイナス、個人消費は横ばい

2026年09月08日 09:07

今回のニュースのポイント

内閣府が8日発表した2026年4~6月期の国内総生産(GDP)2次速報によると、物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比0.4%増、年率換算で1.4%増となりました。8月17日公表の1次速報(前期比0.3%増、年率1.1%増)からそれぞれ上方修正され、2四半期連続のプラス成長となりました。ただし、成長の内訳を見ると国内需要(内需)の寄与度はマイナス0.1ポイントとなった一方、純輸出(外需)の寄与度がプラス0.5ポイントとなっており、輸入の減少なども押し上げに寄与した形です。

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 内閣府が8日に公表した2026年4~6月期の四半期別GDP速報(2次速報値)によると、物価変動の影響を除いた実質GDP成長率は季節調整済み前期比で0.4%増となりました。このペースが1年間続いたと仮定した年率換算では1.4%増となります。

 8月に発表された1次速報値(前期比0.3%増、年率換算1.1%増)から改定され、いずれも上方修正となりました。四半期ごとの実質GDP(前期比)は、2025年10~12月期の0.3%増、2026年1~3月期の0.5%増に続き、2026年に入ってから2四半期連続のプラス成長を維持しています。

 一方、成長の中身を要因別に分解すると、国内需要の寄与度はマイナスとなっています。

 実質GDP成長率(前期比0.4%増)に対する寄与度を見ると、国内需要(内需)はマイナス0.1ポイントとなりました。内需の内訳では、GDPの過半を占める「民間最終消費支出(個人消費)」が前期比0.0%と横ばいにとどまり、1次速報値から改定はありませんでした。また、「民間住宅」は前期比0.6%減(1次速報は0.5%減)となり、「民間企業設備」は前期比0.9%減(1次速報は1.2%減)と、1次速報から上方修正されたもののマイナス圏が続いています。

 一方で、全体成長率を押し上げたのは「財貨・サービスの純輸出(外需)」で、寄与度はプラス0.5ポイントでした。ただし、純輸出の内訳を見ると、輸出が前期比0.4%増にとどまったのに対し、控除項目である輸入が1.7%減となったことが純輸出の押し上げに影響しています。

 なお、物価の動きを反映した名目GDPは前期比1.3%増、年率換算では5.5%増となり、1次速報値(前期比1.2%増、年率換算4.8%増)から上方修正されました。GDPデフレーターは前期比で1.0%上昇(前年同期比は2.6%上昇)となっています。また、参考指標である実質雇用者報酬は、家計最終消費支出デフレーターを用いた実質化で前期比1.1%増を記録しました。

 今回の2次速報では全体成長率が上方修正された一方、個人消費は横ばいとなり、国内需要の寄与度はマイナス0.1ポイントでした。純輸出はプラス0.5ポイントとなり、輸入の減少も押し上げに寄与しました。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)