国民年金保険料、最終納付率85.4% 2年経過時から0.3ポイント上昇

2026年09月25日 19:04

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厚生労働省。2023年7月分の国民年金保険料は、2026年7月末時点の3年経過納付率が85.4%となり、2年経過時点から0.3ポイント上昇した。(画像は資料写真)

今回のニュースのポイント

厚生労働省は9月25日、2026年7月末時点における国民年金保険料の月次納付率を公表しました。2023年7月分保険料の最終的な納付状況を示す「3年経過納付率」は85.4%となり、同保険料の2年経過時点(85.2%)から0.3ポイント上昇しました。また、2024年7月分保険料の「2年経過納付率」は86.1%(1年前の82.9%から3.3ポイント上昇)、2025年7月分保険料の「1年経過納付率」は83.7%となりました。

本文
 厚生労働省は9月25日、2026年7月末時点での「国民年金保険料の月次納付率」を取りまとめ公表しました。国民年金保険料の納付率は、納付対象月数に対する実際の納付月数の割合を示す指標です。保険料徴収権は原則として納付期限から2年で時効消滅しますが、時効の中断等により2年経過後に納付される場合もあります。厚労省は、最終的な納付状況を見る指標として3年経過納付率が適当としています。

 最終指標となる2023年7月分保険料の「3年経過納付率」(2026年7月末時点)は85.4%でした。納付対象月数764万月に対し、納付月数は653万月となっています。同じ2023年7月分保険料は、2024年7月末時点(1年経過)で81.9%、2025年7月末時点(2年経過)で85.2%となっており、2026年7月末の3年経過時点では85.4%まで上昇しました。2年経過時点からは0.3ポイントの上昇となっています。

 途中経過の指標では、2024年7月分保険料の「2年経過納付率」(2026年7月末時点)が86.1%となりました。1年前の1年経過時点(82.9%)から3.3ポイント上昇しており、この1年間で納付月数が630万月から645万月へ増加しました。また、最新対象月となる2025年7月分保険料の「1年経過納付率」(2026年7月末時点)は83.7%(納付月数621万月/納付対象月数742万月)となっています。

 最終的な3年経過納付率(2023年7月分)を都道府県別にみると、全国平均85.4%に対して地域ごとの差もみられます。最も納付率が高かったのは新潟県の92.6%で、富山県(92.3%)、島根県(92.0%)、山形県(91.5%)、岩手県(91.3%)などが9割を超えました。一方、大阪府(81.0%)、沖縄県(81.9%)、東京都(82.5%)、福岡県(83.0%)などは全国平均を下回る水準となっています。同じ2023年7月分の2年経過時点と比較すると多くの地域で納付率が上昇したものの、東京都は0.2ポイント低下しました。

 1年経過納付率は各年7月分で段階的に上昇している一方、最終的な3年経過納付率には都道府県による差もみられます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)