PPG、航空機窓材に7000万ドル投資 米アラバマ工場の生産能力拡大

2026年10月08日 10:35

航空機イメージ

PPGは米アラバマ州ハンツビルの航空宇宙向け透明材事業に7000万ドルを投資し、航空機のコックピット窓や客室窓などの需要拡大に対応する。航空機用透明材を象徴するイメージ(画像はイメージ)

今回のニュースのポイント

米塗料大手のPPGは、米アラバマ州ハンツビルの航空宇宙向け透明材拠点に7000万ドルを投資すると発表しました。複数年にわたる生産能力拡大プロジェクトの一環で、新たに11万2000平方フィート(約1万400平方メートル)の施設を賃借して整備し、生産支援機能を移転させます。これにより既存の透明材工場内に追加の製造スペースを創出し、商用・軍用・一般航空市場におけるコックピット窓や客室窓などの顧客需要拡大への対応力を高めます。

本文
 米塗料大手のPPGは、米アラバマ州ハンツビルにおける航空宇宙向け透明材事業に7000万ドルを投資すると発表しました。複数年にわたる生産能力拡大に向けたプロジェクトの一環で、既存拠点の製造スペースを拡張します。新たに11万2000平方フィート(約1万400平方メートル)の施設を賃借・整備して生産支援機能を移し、既存工場内に追加の製造スペースを創出します。

 今回の投資は、商用航空、軍用航空、一般航空の各市場で需要が増加している航空機用透明材の生産基盤を強化するものです。生産支援機能を別施設へ移すことで既存工場の運営効率を高めるとともに、航空機のコックピット窓や客室窓に対する顧客需要の拡大への対応力を高めます。また、将来的な設備投資に向けたスペースの確保も図る計画です。

 ハンツビル拠点では、PPGが55年以上にわたり航空宇宙向けの透明材製品を製造しています。同社の航空宇宙事業全体としては、透明材に加えてコーティング材、シーラント、エンジニアリング材料などを商用機、地域航空機、一般航空機、防衛分野向けに幅広く供給しています。

 PPGは、ハンツビルにおける生産支援機能の移転を通じて既存工場に追加の製造スペースを確保し、生産能力の拡大を進めます。半世紀以上の歴史を持つ同拠点の製造効率を向上させ、商用や軍用などの各航空市場における成長需要に継続して対応していく方針です。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)