東京証券取引所の看板。2026年10月21日の東京株式市場では、前日841円安となった日経平均株価が、NYダウの大幅上昇や日経平均先物の堅調な水準を手掛かりに反発を探る展開となるか注目されます。(資料写真)
今回のニュースのポイント
20日の米国株式市場では、NYダウが前日比529.85ドル高と大幅上昇した一方、ナスダック総合指数は小幅安と強弱が分かれました。前日に841.28円安と大幅下落した日経平均株価ですが、21日午前5時15分時点の日経平均先物は6万5030円と現物終値を上回って推移しています。21日の東京市場では反発の有無が注目されますが、実際の寄り付き後の値動きは未確定です。
本文
21日の東京株式市場では、前日に大きく下落した日経平均株価が反発を探る展開となるか注目されます。20日の米国市場でNYダウが529ドル高と大幅伸長したほか、21日午前5時15分時点の日経平均先物が6万5030円と、前日の日経平均現物終値を上回る水準で推移していることが手掛かり材料となっています。ただし、寄り付き後の上昇を確定事項とせず、市場の買い戻し姿勢を見極める展開となりそうです。
20日の米国主要株価指数はまちまちの動きとなりました。NYダウは前日比529.85ドル高の5万2495.88ドル(+1.02%)と大幅に伸長して取引を終了しました。S&P500株価指数も21.84ポイント高の7712.57ポイント(+0.28%)と堅調に推移しました。一方で、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は前日比6.06ポイント安の2万6424.81ポイント(-0.02%)とわずかに下落して終えており、主要3指数が揃って上昇したわけではありません。
米国市場ではNYダウの大幅高が東京市場の投資家心理を支える要素として期待される反面、ナスダックが小幅安にとどまったことでハイテク全般への買いが広範囲に波及したとは評価しにくい状況です。指数の結果からは、ダウの上昇が目立つ一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は小幅安となり、主要指数の動きに違いが見られました。
前日20日の日経平均株価は、前日比841.28円安の6万4075.42円(-1.30%)と大幅に押されて取引を終えていました。21日の東京市場においては、この大幅下落を受けた自律反発や買い戻しの動きがどの程度入るかが最大の焦点となります。
21日午前5時15分時点の日経平均先物は6万5030円(前日比+630円、+0.97%)で推移しています。前日の日経平均現物終値(6万4075.42円)との差は954.58円となりますが、この乖離幅は市場や取引形態の違いによる参考値であり、寄り付き時点での現物株価の上昇幅を直接予告するものではありません。先物の堅調な水準が、朝方の反発期待を支える参考材料として意識されている段階です。
また、提供時点のドル円相場は1ドル=158.183円近辺で推移しています。輸出関連銘柄などの動向を見る上で足元の為替水準は引き続き注目されます。
21日の東京市場は、前日の急落に対する反発の強さと、米国株の指数間で見られた動きの違いが日本株の銘柄物色にどのように影響するかが焦点です。午前5時15分時点の先物が6万5000円台にある一方、ナスダックの小幅安を受けて半導体やハイテク関連株がどのような反応を見せるかなど、寄り付き後の実際の値動きが注視されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













