政労使参加の雇用戦略対話開催を決める

2010年12月02日 11:00

 仙谷由人官房長官は、1日、政府と連合とのトップ会談が開かれ、「近々、政労使が参加する雇用戦略対話を開催し、雇用戦略の当面の基本方針を取りまとめていくことになった」と会談の結果について語った。

 政府と連合とのトップ会談は今回で4回目。この日は、菅直人総理はじめ、仙谷官房長官、片山善博総務大臣(地域活性化担当相)、野田佳彦財務大臣、細川律夫厚生労働大臣、大畠章宏経済産業大臣、海江田万里経済財政政策担当大臣、玄葉光一郎国家戦略担当大臣が参加。連合から古賀伸明会長や会長代行らが出席、民主党からも岡田克也幹事長と枝野幸男幹事長代理らが参加したと官房長官が出席メンバーらを紹介した。

 仙谷官房長官は、会談で23年度予算をはじめ、税制改正、雇用労働政策などについて意見交換がなされたと語り、「政労使が参加する雇用戦略対話を開催し、雇用戦略の当面の基本方針を取りまとめていくことになった」とこの日の成果について語った。意見交換は「今後も節目節目で行っていく」方針としている。
(編集担当:福角忠夫)