分権に逆行の大阪都構想に今後も反対と社民

2013年09月30日 11:51

 大阪都構想を最大争点にした大阪府堺市長選挙は都構想に反対する現職の竹山修身氏(民主推薦、自民・共産支持、社民大阪府連支持)が、都構想を推進する大阪維新の会公認の新人・西林克敏氏に圧勝した。得票数は竹山氏が19万8431票。西林氏が14万569票。

 民主党の馬淵澄夫選対委員長は「維新の会が提唱する都構想は、ともすれば行政の効率化の名の下で歴史的経緯・経過の中で構築されてきた地域の成り立ちを軽視し、住民の目線とかけ離れたものになる懸念が明らかになった」とし「民主党は地域主権の確立を目指して党一丸で取り組んでいく」とコメントした。

 社会民主党の福島みずほ選対本部長は「都構想への堺市参画は事実上なくなった」とし「今後は、堺市の参画を抜きに都構想が進められるだろうが、地域の実情を無視し、分権に逆行する都構想には反対していく」とコメントした。

 福島氏は「今回の選挙は橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表、日本維新の会共同代表)が進めようとする大阪市と堺市を一体にした都構想の是非が最大の争点になった。同時に日本維新の会の浮沈をかけたものでもあった」としたうえで「大阪においての橋下・維新の会の不敗神話は崩壊し、党解体の危機を迎えた」との認識を示した。

 橋下大阪維新の会代表は「都構想への誤解が堺市民に広がった」と市民の支持を得られなかった理由の筆頭にあげた。(編集担当:森高龍二)