ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「mixi」を運営する株式会社ミクシィ<2121>は、10日に「mixiニュース」11日に「mixi日記」それぞれのスマートフォン(多機能携帯電話)向けアプリの提供を開始したと発表した。どちらのアプリも共にダウンロードは無料。
「mixiニュース」は2006年より提供が開始されたサービスで、「mixi」の友人「マイミク」に対してニュースをつぶやいたり、自分の興味のあるニュースに対して意見を投稿することで、他のユーザーとの交流を生み出してきた。今回の「mixiニュースアプリ」では「mixi」にログインしなくてもニュースや、そのニュースに対する投稿コメントを読むことが出来るようになっている。今後「mixiニュース」はブラウザ版でも、ログインを行わなくても閲覧出来るようにしていくとのことだ。
「mixiニュースアプリ」は毎日1500本以上のニュースを配信する予定。また9つからなるカテゴリーをスワイプ(なぞる)するだけで簡単に移動することが出来、最新ニュースや編集スタッフがピックアップしたニュースなどもワンタップで切り替えることが出来る。
そしてニュースに対するユーザーからの投稿を「みんなのつぶやき」としてまとめ、ニュースに対するユーザーからの投稿を一覧表示することが出来、さらに「mixi」にログインをすると、その投稿者のプロフィール写真やニックネームなどの確認が行える。
もう一方のサービスである「mixi日記」は、04年の「mixi」開始から提供され続けているサービスで、その公開範囲を細かく設定することが出来、仲の良い友人や、共通の趣味を持つ者同士が集まったコミュニティ仲間など、書かれる日記の内容に適した相手に公開出来るのが特徴だ。
そしてこの「mixi日記」のアプリ版として提供されたのが「mixi日記アプリ」であり、「mixi日記」を書いたり、友人の日記の一覧を閲覧したりすることが出来る。またこの「mixi日記アプリ」には、写真を添付したり、太文字に変換したり文字色を変化させたり、また斜体や下線やリンクなどといった装飾機能があり、下書き保存も可能だ。
株式会社ミクシィでは今後も、「mixi」の各種サービスをスマートフォンに最適化させたアプリを提供していく予定だ。(編集担当:滝川幸平)