先月も様々なニュースがネットを飛び交った。発生から3年目を迎えた東日本大震災関連はもちろん、30年あまりの歴史に幕を下ろしたフジテレビ系列「笑っていいとも!」、ISU世界フィギュアスケート選手権大会での、浅田真央選手や羽生結弦選手などの活躍。
ビッグローブ株式会社によると、先月Twitter上で最も多く投稿されたキーワードは「地震」、次いで「いいとも」「黙祷」だった。
3月11日は、東日本大震災の犠牲者を悼む「黙祷」ツイートが多く投稿された。沢山の人がネット上で「黙祷」したことから、投稿数の月間ランキングで3位に。また3月13日には愛媛県で震度5強の地震があり、東日本大震災を想起したり、南海トラフ巨大地震と関連があるのではないか、といったツイートが数多く投稿された。これらの理由から、3月はキーワード「地震」がトップとなった日が合計5日間もあった。
2位の「いいとも」はギネス記録に認定されるほどの長寿番組だっただけに、最終回を中心として大いに盛り上がった。安倍首相がテレフォンショッキングに出演した21日には、一緒にいちごを会食した内容などが写真つきで多数投稿された。最終回の31日は、12時から13時にかけ、5分ごとに10万件以上の「いいとも」ツイートが寄せられ、通常の約1.5倍の投稿件数を記録。同日夜に放送された生特番「笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号」の放送時間帯には、「いいとも」関連のツイート数がまたも急上昇し、「いいとも祭り」が起こっていたようだ。
その他、26日~30日にかけては、フィギュアスケート世界選手権の影響で「真央ちゃん」(5位)、「羽生くん」(6位)と、ソチ五輪でも活躍した両選手に関するツイートが盛り上がった。
分析対象となったツイートの7割が、スマホからの投稿。盛り上がったキーワードはテレビ番組関連が多く、テレビを見ながらスマホ片手に感想をつぶやき合う視聴者の姿が浮かび上がる。(編集担当:北条かや)