札幌市の上田文雄市長は29日、集団的自衛権行使容認問題に「安倍政権は憲法を変えられないから解釈を変えるという、だだっこみたいな議論をしている」と批判。
上田市長は「もっと歴史に耐えるような議論をすべきだ。悪徳商法と同じで、大事なことは即断しないでゆっくり考えるべき」と民主党の集会に来賓出席した中で語った。
民主党の横路孝弘北海道代表は「集団的自衛権の行使を認めるということは他国間の戦争に参戦するということ。どんどん軍事国家になっていく」と危機感を示すとともに「平和をしっかり守って、これからの日本や北海道発展のために今、瀬戸際にある」とし、統一地方選で勝利し、衆参の選挙で政権奪還を図り「今の路線を徹底的に変えていくことが必要」とアピールした。民主党北海道は7月から全道で集団的自衛権行使容認反対キャラバン活動を行う。(編集担当:森高龍二)