解釈変更 衆参選挙で既に国民の支持得た 総理

2014年07月15日 09:15

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安倍総理は「現段階で解散を考えているわけではない」と語り、すでに、集団的自衛権行使容認も含め、さきの選挙で国民の審判を得、支持されているとの認識を示した

 安倍総理は14日開かれた衆議院予算員会での集団的自衛権行使容認をめぐる閣議決定を受けての外交・安全保障政策集中審議で、さきの衆参選挙で解釈変更の支持を国民から得て勝利しているとし、これの是非を問う総選挙は「現段階で考えていない」と主張した。

 生活の党の村上史好議員の質問に答えた。村上議員は「解釈変更の閣議決定は安全保障の大転換にあたるが、この件について、国民に信を問う考えはないか」と質した。

 安倍総理は「私は自民党の総裁選挙に出た時から、解釈変更を訴えてきたし、衆参選挙の自民党のJファイルにも書き込んであり、そのうえで、私たちは衆参選挙で勝利を得て、政権を維持している」と主張。

 そのうえで、安倍総理は「現段階で解散を考えているわけではない」と語り、すでに、集団的自衛権行使容認も含め、さきの選挙で国民の審判を得、支持されているとの認識を示した。集団的自衛権の行使を争点に国民に審判を仰ぐ必要はないとの考えだ。(編集担当:森高龍二)