政権可能な党へ信頼勝ち得る党づくりへスタート

2015年01月23日 11:58

 民主党が岡田克也代表をリーダーに、22日、党再生と政権可能な党として国民の信頼を勝ち得る党づくりへスタートを切った。

 民主党は22日、衆参両院議員総会を開き、新役員人事を了承。一致団結して通常国会、春の統一地方選挙に臨むことを確認した。

 岡田代表は代表選を振り返り、各議員の協力に感謝の意を表明。そのうえで「来週には国会が始まる。春には統一自治体選挙も予定されている。一人ひとり全力で頑張らなければならない。オール民主党の体制で民主党を再生すると申し上げてきたが、それを体現した人事ができた」とあいさつした。

 党代表代行に長妻昭衆院議員、蓮舫参院議員、幹事長に枝野幸男衆院議員、政調会長に細野豪志衆院議員、国対委員長に髙木義明衆院議員を充てる役員人事案は全会一致で了承された。

 長妻代表代行は「岡田代表から民主党が目指すべき社会像を明確化する、その本部を回すようにご下命を頂いているので皆さんの指導を頂きながら職責を務めていきたい」と語った。

 枝野幹事長は「幹事長は特に代表のキャラクターに応じて役割が違ってくると思っている」と語り「岡田代表をどうサポートするか。岡田代表よりも私の方が勝っているのは酒が飲める量と歌唱力と柔らかさ」と笑いを誘って「この3つを十分に発揮してサポートしていきたい」とあいさつした。(編集担当:森高龍二)