法案の問題点 国民の前に明確にする 岡田代表

2015年06月02日 08:03

 民主党の岡田克也代表は安保関連法案に対する民主党としての姿勢について「政府・与党が何をしようとしているのかがはっきりしないので、国会の中で明らかにしていくということがまずは重要」とし、法案の問題点を、国会論戦を通して、まず、国民の前に明確にしていくことが大事だとの考えを示した。政府・与党がめざすところをはっきりさせるとした。

 岡田代表はマスコミの世論調査で安保法制について政府がきちんと説明していると受け止めている回答者が2割近くだったことに「20%近い方が『説明している』と答えているのは驚きだ」と答えた。

 それによると「政府は安保法制についてきちんと説明しているか」との問いに「説明していない」が81%だった。一方、「説明している」が19%だった。岡田代表は「国会でのやりとりを見る限り、(政府から)誠意をもって国民の皆さんに理解してもらおうという気迫は感じられない」とし「20%近い方が『説明している』と答えているのは驚きだ」と感想を述べた。(編集担当:森高龍二)