スマホゲームのコアユーザーは男性30代、女性20代であることがわかった。またタイトル別では「LINE:ディズニーツムツム」利用者に既婚率がもっとも高く、「パートナーとの関係がうまくいっている人」がもっとも多かったのは「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ(39.8%)」、逆にもっとも少なかったのは「モンスターストライク(29.5%)」であった。
男女と年齢別にスマホゲームを1日にどれくらい遊んでいるかを集計したところ、「1日2時間以上」ゲームを行っているコアユーザー層は、男性では30代が最多(21.1%)。20代(19.8%)、10代(18.3%)と続く。女性では、20代(23.8%)が最多で、30代(20.8%)、40代(20.3%)と続く。とくに40代において男女差が顕著で、男性が12.8%なのに対し、女性は20.3%となった。
続いて、男女・年代別端末ごとのユーザー数の割合について調べたところ、すべての年代で「スマートフォン・タブレット」が最多。携帯型ゲーム機を使用している人がもっとも多いのは10代(男性:41.2% 女性:32.0%)。女性では、すべての年代で据え置き型ゲーム機よりも携帯型ゲーム機のほうが上回っているが、男性は30代(携帯型ゲーム機:20.7% 据え置き型ゲーム機21.0%)と40代(携帯型ゲーム機:11.7% 据え置き型ゲーム機:12.9%)で据え置き型が逆転している。
スマホゲームといえば、使用内容に応じ金額が加算される“課金制”が特徴だが、男女・年代別スマホゲーム利用者における課金者の割合については、すべての年代において女性よりも男性のほうが課金者が多かった。女性でもっと多かったのは、30代(14.8%)、ついで40代(13.4%)、20代(10.2%)。男性も30代(25.0%)が最多で、20代(24.9%)、40代(18.8%)、10代(14.3%)と続く。
有名タイトル「LINE:ディズニーツムツム」「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」のユーザーのうち、既婚者の割合がもっとも多かったのは「LINE:ディズニーツムツム(43.4%)」。未婚で恋人がいる人、また好きな異性・配偶者との関係がうまくいっている人が多かったのは「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ(35.1%)」。逆にうまくいっている人がもっとも少なかったのは「モンスターストライク(29.5%)」となった。
スマホゲームは課金制の登場によりのめり込む人が増えているとの指摘がある。特別なデバイスが必要なく手軽に始められる点も特徴。年代性別、また利用タイトルにより利用者個別の背景が浮かび上がる結果となった(編集担当:堺不二子)。