「衆院を解散しない代わりに、参院選挙で国民の信を問う」とし「自民、公明の与党で改選議席(121)の過半数をめざす」とした自民党・安倍晋三総裁(総理)は22日、選挙公示に伴う第一声を熊本であげ「今回選挙最大テーマは経済政策」と強調した。
安倍総裁は「問われているのはこの経済政策を前に進めていくのか。あるいは、暗く低迷した時代に逆戻りするのか。それを決める選挙だ」とアベノミクスを進めるかどうかが最大争点とアピールし、支持を求めた。
安倍総理は「アベノミクスによって雇用は110万人増えた。有効求人倍率はすべての都道府県で1倍を超えた。パートの時給も過去最高になった」などをあげ、アベノミクス批判に真っ向反論。
また「共産党は自衛隊を将来解散すると言っている。こんな無責任な人たちに子どもたちの未来を託すことはできない」と訴えた。
また、谷垣禎一幹事長は民進党・岡田克也代表の膝元、三重県で第一声をあげ「絶対に共産党と組んだ民進党に負けるわけにはいかない」と支持を訴えた。(編集担当:森高龍二)