【今週の振り返り】円安でも全く癒しにならず446円下落した週

2016年09月17日 20:17

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清算値17011円でメジャーSQを通過後は、今や東京株式市場の主役と化した外国人が、売って、売って、また売っての総退却。日銀が連日733億円買っても、焼け石に水。

 新規IPOが3件あった。デジタルマーケティング事業、ライフテクノロジー事業を行うデジタルアイデンティティ<6533>が東証マザーズに新規上場。公開価格1540円より88.3%高い2900円の初値がついた。医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業が主要業務のカナミックネットワーク<3939>が東証マザーズに新規上場。大引けまでに初値がつかず、公開価格3000円の2.3倍の6900円の買い気配で翌日に持ち越した。「ソースの二度付け禁止」で知られる大阪名物の串カツ店を全国展開する串カツ田中<3547>が東証マザーズに新規上場。公開価格3900円より13.4%高い4425円の初値がついた。この日は事実上3連勝。

 日経平均終値は114.80円安の16614.24円、TOPIX終値は-8.25の1314.74。売買高は16億株、売買代金は1兆7672億円。値上がり銘柄数は533、値下がり銘柄数は1281。プラスは保険、不動産、陸運の3業種。マイナスは30業種で、その下位は海運、石油・石炭、鉱業、銀行、鉄鋼、卸売など。「中秋節」の連休前の上海総合指数は0.68%安だった。

 15日の日経平均は大幅続落。バイエルのモンサント買収は合意に達し買収額は660億ドル。NYダウは午前中はプラスだったが、原油先物価格の43ドル台への下落に伴ってマイナスに落ち終値は31ドル安で続落。NASDAQはプラス。朝方の為替レートはドル円が102円台半ば、ユーロ円が115円台前半。CME先物清算値は16360円。大阪夜間取引終値は16330円。9月中間期の配当権利落ち分推定110~120円を足すと16440~16480円。

 日経平均始値は101円安の16512円。高値は9時9分の16528円。安値は11時8分の16359円。終値は209円安の16405円。三菱商事<8058>がローソン<2651>にTOBをかけて保有比率51%超、子会社化を目指すという報道が出て、東証は取引開始前にローソン株の売買停止措置をとった。メジャーSQ通過後の海外勢の退潮ムードやまず序盤は3ケタ安の16500円台で始まり、9時台のうちに16500円を割り込んで前場は徐々に水準を下げる。9時21分にローソン株の取引が再開し9時30分についた始値は6.4%高。三菱商事はマイナス。「東京ゲームショウ」が幕張メッセで開幕したが、ゲーム関連銘柄は任天堂<7974>、モブキャスト<3664>などが上昇した程度。発売を翌16日に控えたiPhone7の予約好調というニュースでアルプス電気<6770>などアップル関連銘柄は堅調。ドル円は円高が進行して一時101円台になり、日経平均は11時台には16400円も割り込み安値を更新。前引けは199円安で日銀のETF買いは濃厚に。後場寄りは16400円台。為替が円安方向に反転し、0時台は16400円をはさんで小動き。日銀買いの効果なのか1時を回ると上昇に転じるが、すぐ頭を抑えられ再び16400円付近。そのまま1時台も2時台も水準が変わらないまま大引けは16405円。TOPIXはかろうじて1300台を維持したが、7営業日続落のトンネルの中。日銀のETF買いは5営業日連続になった。

 前日に初値がつかなかった新規IPO銘柄、カナミックネットワーク<3939>に初値がつき、公開価格3000円の2.86倍の8600円の初値がついた。