東芝は、英国の公益会社法人「エコアイランド パートナーシップ(EcoIsland Partnership)」が英国ワイト島においてスマートコミュニティの構築を目指す「ワイト島 エコアイランドプロジェクト」のグローバルパートナーの一社として契約を締結した。同社は、同プロジェクトの計画策定段階から参画し、スマートコミュニティを構築するためのさまざまな技術提案活動を行うとともに、IBMをはじめ他のパートナー企業と連携を取りながらプロジェクトを実現する。
「ワイト島 エコアイランドプロジェクト」は、2020年までに太陽光、風力、潮力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーの発電所とスマートグリッドを整備しエネルギーの自給自足を実現させるとともに、余剰エネルギーは英国本土へ供給するというプロジェクト。将来的には、電気自動車なども普及させ、世界中のスマートコミュニティのモデルとなる都市を目指す。
同社は、島嶼(とうしょ)型スマートコミュニティの実証事業として「宮古島市全島エネルギーマネジメントシステム実証事業」に参画するとともに、「イタリア・ジェノバ市スマートシティプロジェクト」、「フランス・リヨン市スマートコミュニティ実証事業プロジェクト」など世界中の大規模都市型のスマートコミュニティ実証事業プロジェクトに参加。これらの経験・知見を活かして、「ワイト島 エコアイランドプロジェクト」に貢献していく。