石破茂総理は１４日、訪日中のスルタン・アル・ジャーベル・アラブ首長国連邦（UAE）産業・先端技術大臣兼日本担当特使の表敬を受け、国際原油市場安定化のための連携や現在交渉中の日・UAE経済連携協定（EPA）において引き続き緊密に連携していくことの重要性を確認した。
外務省によると、石破総理はジャーベル大臣の訪日を歓迎するとともに「包括的・戦略的パートナーであるUAEとの関係を重視しており、様々な分野で協力を更に強化していきたい旨述べた」。これに対し、ジャーベル大臣からは「日本との二国間関係強化への一層の期待が表明された」としている。
また石破総理は「UAEから日本への長年にわたる原油の安定供給、日本企業の原油の上流開発への参画に対する配慮に謝意を表明した」。合わせて開催中の「２０２５大阪・関西万博」の成功に向け、両国が綿密に連携していくことでも一致したとしている。（編集担当：森高龍二）
