オリックスは、東北銀行と提携し、オリックスの「建設業向け保証ファクタリングサービス」を東北銀行のユーザーへ展開する。同サービスは、本日より東北銀行の本店・各支店で申込受付を開始。なお、オリックスが同サービスで東北地方の金融機関と提携するのは初めてだという。
保証ファクタリングサービスは、国土交通省の「下請債権保全支援事業制度」に基づき、下請建設業・資材販売業のユーザーが元請建設企業に対して有する工事代金・売掛金などの債権を、オリックスが元請建設企業を審査の上、保証する取り組み。ユーザーは一定の保証料をオリックスへ支払うことで、元請建設企業からの代金未回収リスクをヘッジすることができるという。また、オリックスへ支払う保証料の一部は、財団法人建設業振興基金から助成されるため、助成分を差し引いた保証料で取り組むことができる。
オリックスは、２０１０年３月に下請債権保全支援事業制度の保証ファクタリング事業者として国土交通省より承認を受けたという。現在、地域に深いネットワークを有する地方金融機関との提携を推進。より幅広いユーザーがサービスを利用できるよう展開しているという。
同社は今後もさまざまな事業領域における提携・協業を推進。ユーザーの多様なニーズに適した金融サービスを提供していく。
