一時7万円台に乗せた日経平均株価は、大引けで前日比497.75円高の69,902.25円と大幅反発。良好な国内経済指標や円安基調を背景に押し目買いが優勢となり、7万円を新たな価格帯として探る値固めの動きが意識される一日となりました。
今回のニュースのポイント
17日の東京株式市場で日経平均株価は、前日終値比497.75円高の69,902.25円と大幅に反発して取引を終了しました。取引時間中には一時7万円台に乗せる場面がみられたものの、心理的節目を前に利益確定売りに押される場面もありました。その後は買い戻しが優勢となり、高値圏を維持して大引けを迎えています。ドル/円相場が1ドル=160.289円前後と円安基調を維持し、市場心理を支える要因となりました。
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17日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日終値比497.75円高の69,902.25円で取引を終了しました。朝方の米ハイテク株安の流れを引き継いだ売りをこなした後は押し目買いが優勢となり、取引時間中には一時7万円台に乗せる場面もみられました。その後は心理的節目となる7万円を前に利益確定売りが入り、一時は69,600円台まで押し戻されるなど強弱感が対立する局面もありましたが、下値を売り急ぐ動きは限定的でした。前場から後場にかけては利益確定売りを吸収しながら高値圏での値固めが進みました。大引けにかけては再び買い戻しが優勢となり、7万円目前の水準まで値を戻して取引を終えました。市場参加者の間では、これまでの目標水準であった7万円が売買の基準となる新たな価格帯として意識され始めています。
この堅調な相場展開を支えた背景には、同日朝に発表された重要国内経済指標の改善による国内景気の先行きに対する安心感があります。財務省が発表した貿易統計速報で輸出額が前年同月比17.0%増と高い伸びを維持したほか、内閣府が発表した機械受注統計でも設備投資の先行指標とされる民需が前月比8.7%増と力強い持ち直しを示しました。日本企業の活動や設備投資の底堅さが具体的なデータとして改めて示されたことで景気の先行きを巡る見方が改善し、下落局面では押し目買いを誘う強力な材料となりました。
また、外国為替市場においてドル/円相場が1ドル=160.289円前後という安定した円安基調で推移したことも投資家心理の支えとなっています。急激な円高方向への振れが見られないことに加え、日銀の金融政策決定会合という重要イベントを通過したことで市場の不透明感が後退したことも、安心感を維持する要因となりました。為替環境の安定を背景に、足元の良好な企業業績やマクロ経済指標を素直に評価する地合いが維持されたとみられます。
今後の焦点は、7万円の大台を突破することから、新たな相場水準として安定的に定着できるかという値固めのフェーズへ移りつつあります。足元では7万円近辺での利益確定売りと押し目買いが繰り返されており、市場参加者が新たな価格水準を探る動きが続いています。今後は企業の業績動向や各種経済指標、海外市場の動向を慎重に見極めながらの展開となりますが、国内外の強弱材料を消化しながら高値圏を維持したこの日の推移は、日本株市場の底堅さを示す動きとなりました。大台回復への期待が残るなか、この水準を維持し持続的な成長軌道を描けるかどうかが今後の市場の関心を集めそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













