今回のニュースのポイント
ルネサスエレクトロニクスの2026年12月期中間決算は、売上収益が7,987億円と前年同期比25.9%増、営業利益は1,927億円と約3.1倍に拡大した。自動車向け半導体と産業・インフラ・IoT向け事業がともに伸長し、Non-GAAP営業利益率も33.2%と高水準を維持した。会社は第3四半期累計の業績見通しを公表し、引き続き堅調な収益性を見込んでいる。
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ルネサスエレクトロニクス株式会社が7月31日に発表した2026年12月期中間決算(2026年1〜6月・IFRS会計基準)は、売上収益が前年同期比25.9%増の7,987億42百万円、営業利益が同214.3%増(約3.1倍)の1,926億80百万円となりました。最終利益にあたる親会社の所有者に帰属する中間利益は2,173億33百万円(前年同期は1,753億42百万円の赤字)となり、大幅な増益を達成しました。また、非経常的項目を除いたNon-GAAPベースの営業利益は2,582億円、営業利益率は33.2%と世界トップクラスの高い収益性を維持しました。
業績を後押ししたのは主力事業の順調な拡大です。自動車向け半導体の販売が増加したほか、産業・インフラ・IoT向け事業の需要回復が進み、高い売上総利益率が継続しました。加えて、IFRSベースの利益急増には前年同期に計上された大規模な減損損失や評価に伴う金融費用の反動も寄与しており、本業の拡大と一時費用の消失が重なる格好となりました。
セグメント別の中間期売上収益は、「自動車向け事業」が3,586億79百万円(セグメント営業利益1,260億61百万円)、「産業・インフラ・IoT向け事業」が4,122億6百万円(同1,318億27百万円)となり、両事業とも着実な収益改善を見せました。
同社は通期予想に代えて第3四半期累計(2026年1〜9月)の業績見通し(Non-GAAP)を公表しました。売上収益を1兆2,001億〜1兆2,151億円(前年同期比24.0〜25.6%増)、Non-GAAP営業利益率を33.0%と予想しており、今後も高い利益率を維持する見通しを示しています。なお、7月に完了したタイミング事業の譲渡に伴う影響も注視されます。
今後は、車載半導体需要の回復スピードやAI関連を含む産業・インフラ投資の推移、事業ポートフォリオ再編後の高営業利益率の持続性が注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













