2026年上半期の交通事故死者は1,162人 減少傾向続く一方で事故件数は増加

2026年08月02日 08:05

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警察庁。2026年上半期の交通事故発生状況を公表し、交通事故件数は前年同期を上回った一方、死者数は1,162人と低水準を維持した。

今回のニュースのポイント

警察庁が31日に公表した2026年上半期(1〜6月)の交通事故統計によると、発生件数は13万7,321件(前年同期比0.7%増)、負傷者数は16万1,558人(同0.8%増)と増加した一方、死者数は1,162人(同1人増)と前年と同水準にとどまりました。10年前の2016年上半期(1,827人)と比較すると死者数は約36%減少しており、長期的な減少傾向を維持しています。状態別では自動車や二輪車で死者が増えた一方、歩行中や自転車は前年同期を下回りました。

本文
 警察庁は31日、2026年上半期(1〜6月)の交通事故発生状況(速報値・確定値)を公表しました。期間中の交通事故発生件数は13万7,321件(前年同期比0.7%増)、負傷者数は16万1,558人(同0.8%増)となり、ともに前年同期をわずかに上回りました。一方で、交通事故による死者数は1,162人(前年同期比1人増、0.1%増)とほぼ横ばいで推移し、人口10万人当たりの死者数も0.94人と前年と同水準の低水準を維持しています。

 警察庁の統計によると、事故件数や負傷者数が前年同期を上回る一方、死者数はほぼ横ばいとなり、長期的にみても減少傾向が続いています。10年前の2016年上半期における死者数は1,827人であり、この10年間で死者数は665人減少(約36.4%減)しました。こうした背景には、交通安全対策や車両の安全性能向上など複数の要因があると考えられます。

 状態別の死者数をみると、自動車乗車中が420人(前年同期比15人増)、自動二輪車乗車中が165人(同19人増)となり、それぞれ増加しました。一方で、歩行中の死者は397人(同14人減)、自転車乗用中は127人(同12人減)となり、前年同期を下回りました。

 事故件数や負傷者数が前年同期を上回る中、交通事故の発生そのものを防ぐ取り組みが引き続き重要となります。死者数自体は長期的な減少傾向にあるものの、自動車や二輪車をはじめとする状態別の傾向に応じた安全対策の徹底が求められます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)