今回のニュースのポイント
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、経常収益が前年同期比20.1%増の3兆9,075億4,300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同48.2%増の8,094億2,700万円となりました。国内金利上昇を背景とした資金利益の拡大に加え、役務取引等利益や特定取引利益、株式等関係損益の増加が利益を押し上げました。なお、通期の親会社株主に帰属する当期純利益目標(2兆7,000億円)および年間配当予想(1株当たり96円)は従来の見通しを据え置いています。
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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが3日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(日本基準)は、経常収益が前年同期比20.1%増の3兆9,075億4,300万円、経常利益が同57.8%増の1兆1,179億3,400万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は同48.2%増の8,094億2,700万円となり、大幅な増収増益でスタートしました。
業績を押し上げた主な要因として、国内金利の上昇などを背景とした貸出金利息の増加に伴う資金利益の拡大が挙げられます。さらに、手数料収入を中心とした役務取引等利益や特定取引利益が伸びたほか、株式等関係損益の改善や持分法による投資利益の増加も利益を押し上げました。人件費や物件費といった営業経費や与信関係費用は増加したものの、本業収益の拡大がこれを十分吸収しました。
セグメント別の営業純益では、大企業向けなどが堅調だったコーポレートバンキング事業本部が前年同期比37.0%増の2,019億2,700万円、グローバルCIB事業本部が同64.8%増の1,802億4,000万円となりました。また、市場事業本部も同83.7%増の1,486億4,100万円、法人・ウェルスマネジメント事業本部も同53.3%増の1,332億800万円となるなど、主要事業部門が総じて大幅な増益となりました。
同社は通期の連結業績目標(親会社株主に帰属する当期純利益2兆7,000億円)および年間配当予想(1株当たり96円:中間48円、期末48円)を据え置きました。なお、金融サービス業における不確実性を考慮し、業績予想に代えて当期純利益の目標値を公表しています。
第1四半期は国内の金利環境の変化を追い風に資金利益や市場関連収益が大きく伸び、前年同期を大幅に上回る良好な滑り出しとなりました。今後は国内外の金利動向や貸出需要の推移に加え、与信費用の動向や通期目標に対する進捗状況が焦点となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













