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伊藤忠商事が発表した2027年3月期第1四半期連結決算(IFRS)は、収益が前年同期比8.9%増の3兆8,758億6,100万円、営業利益は同20.3%増の2,054億5,500万円となり、増収増益でスタートしました。当社株主に帰属する四半期純利益も同3.5%増の2,937億6,300万円となりました。エネルギー・化学品や金属、機械などの幅広い事業が収益を押し上げた一方、前年同期にあった有価証券売却益の反動減などが利益の一部を相殺しました。なお、2027年3月期の通期連結業績予想および年間配当予想は従来の見通しを据え置いています。
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伊藤忠商事株式会社が3日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(IFRS)は、売上高にあたる収益が前年同期比8.9%増の3兆8,758億6,100万円、営業利益が同20.3%増の2,054億5,500万円と大幅な増益となりました。税引前四半期利益は前年同期に計上した有価証券売却益の反動等により同1.3%減の3,699億9,900万円となったものの、当社株主に帰属する四半期純利益は同3.5%増の2,937億6,300万円となり、前年同期を上回りました。
増益要因としては、エネルギー・化学品や金属、機械、情報・金融といった幅広いセグメントにおける取引拡大が寄与しました。さらに、持分法による投資損益が前年同期比74.8%増の1,116億2,400万円へ大きく伸びたことも利益を下支えしました。一方で、前年同期に計上した有価証券売却益の反動減に加え、円安に伴う為替影響や人件費の増加といった販売費及び一般管理費の増加が利益を一部押し下げました。
セグメント別の当社株主に帰属する四半期純利益では、エネルギー・化学品が前年同期比で約3.3倍となる643億4,500万円、機械が同71.0%増の548億1,100万円、金属が同36.8%増の459億7,000万円と大幅に伸長しました。また、情報・金融も同27.2%増の204億9,500万円、住生活も同23.9%増の138億9,600万円と順調な推移を見せた一方、食料は同9.4%減の306億5,300万円となりました。
同社は決算発表にあわせ、2027年3月期の通期連結業績予想を据え置きました。当社株主に帰属する当期純利益は9,500億円(前期比5.5%増)を見込んでいます。また、1株当たり年間配当予想についても従来予想を維持し、1株あたり44円(中間22円、期末22円)を予定しています。
第1四半期はエネルギー・化学品や金属、機械、情報・金融など幅広い事業分野が利益を押し上げ、営業利益が2割超の増益となる良好な滑り出しとなりました。今後は通期目標である純利益9,500億円の達成に向けた進捗状況や、世界経済の動向、資源価格および為替相場の変動が今後の焦点となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













