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伊藤忠商事は、関連会社である東京センチュリーの子会社TC Skyward Aviation U.S.の株式50%を取得し、その傘下にある米航空機リース会社Aviation Capital Group(ACG)の共同経営に参画すると発表しました。取得額は約19億4,600万ドル(予定)。航空機リースを中核事業に位置付け、機体調達からリース、部品販売、整備までを含めた航空関連事業の拡大を目指します。
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伊藤忠商事は3日、関連会社である東京センチュリーの子会社「TC Skyward Aviation U.S.(SKY-U)」の株式50.0%を取得し、その100%子会社で米航空機リース大手「Aviation Capital Group(ACG)」の共同経営に参画することで基本合意したと発表しました。取得価額は約19億4,600万ドル(予定、日本円で約2,900億円規模)に上ります。関係当局からの許認可取得等を経て、2026年11月を目途に取引を完了し、東京センチュリーと50%ずつ出資する共同経営体制へ移行する計画です。
伊藤忠は、世界的な航空旅客需要の中長期的な増加や、航空会社による自社保有からリース活用へのシフトを背景に、航空機リース市場の持続的な成長を見込んでいます。今回の出資を通じてACGを航空関連事業の「中核プラットフォーム」と位置付け、その中長期的な成長を後押しするとともに、自社グループの既存事業との相乗効果を高めていく方針です。
同社はこれまでにも、90機を超える航空機・エンジンのリース展開をはじめ、2024年の米部品販売大手キリック・エアロスペースへの出資、2025年の国内専業会社IC Aeroの設立、2026年5月のアイルランド中古機アセットマネジメント大手シリウスへの参画など、事業領域を着々と広げてきました。今回の共同経営では、ACGが強みを持つ新造機リースの拡大や機体の取得・販売強化、資金調達力の向上に加え、両社グループのネットワークを結集することで、機体調達からリース、売却、部品販売、アフターマーケット(整備等)に至る航空機バリューチェーン全体での収益機会創出を図ります。
さらに今回の取引では、伊藤忠によるSKY-U株式の取得にとどまらず、東京センチュリーが発行する社債型種類株式(総額100億円予定)の引き受けも合わせて実施されます。航空機リース事業の拡大に不可欠な財務基盤の補強を資本面から支えることで、戦略的パートナーシップを強固にし、ACGの成長を多角的にバックアップする構えです。
今回の出資は、伊藤忠が航空関連事業を中長期の成長戦略の柱として強化する大型投資と位置付けられます。単なる金融投資や機体の保有にとどまらず、ポートフォリオの最適化やアフターサービスまで一貫して手掛ける体制を構築することで、回復・拡大を続ける世界的な航空需要を確実に取り込み、長期的な成長を目指す姿勢を示しています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













