今回のニュースのポイント
堀場製作所(6856)が7日に発表した2026年12月期中間決算(連結・日本基準)は、売上高が前年同期比20.8%増の1,798億円、営業利益が同39.3%増の304億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同37.5%増の218億円と大幅な増収増益となりました。AI・データセンター向けの先端半導体需要を背景に先端材料・半導体事業が大きく伸長しました。好調な受注動向を踏まえて通期の業績予想を上方修正したほか、時価総額1兆円突破記念配当(240円)を含めた年間配当予想を790円へ引き上げました。
本文
堀場製作所が7日発表した2026年12月期第2四半期(中間期)連結決算は、売上高が前年同期比20.8%増の1,798億円、営業利益が同39.3%増の304億円、経常利益が同39.5%増の314億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同37.5%増の218億円となり、大幅な増収増益を達成しました。営業利益率は前年同期から2.3ポイント上昇して17.0%となり、採算性の向上も鮮明となっています。
業績拡大を力強く牽引したのは先端材料・半導体事業です。AI(人工知能)やデータセンター向けの先端半導体需要が好調に推移し、アジアを中心に半導体製造装置メーカー向けの販売が伸長したことで、同事業の売上高は前年同期比31.9%増の999億円、営業利益は同33.9%増の301億円へと拡大しました。全社営業利益を支える中核事業となっています。一方、エネルギー・環境事業は欧州で水素関連の伸びが鈍化したものの、日本やアジアでハイブリッド車向け燃焼計測の需要が堅調で増収を確保しました。バイオ・ヘルスケア事業も欧州での血球計数装置の販売増加や円安が寄与して増収となりましたが、ライフサイエンス分野への先行投資が続き営業損失を計上しました。
中間期の業績推移と直近の受注動向を踏まえ、同社は2026年12月期通期の連結業績予想を引き上げました。通期予想は、売上高を従来予想から90億円増の3,820億円(前期比14.7%増)、営業利益を20億円増の700億円(同32.0%増)、経常利益を25億円増の710億円(同30.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益を15億円増の500億円(同34.8%増)へとそれぞれ上方修正しました。
業績上方修正に合わせて株主還元策も大幅に強化します。年間配当予想は従来予想の490円から300円引き上げ、790円(中間150円、期末640円)に修正しました。期末配当の640円には、業績進捗に伴う普通配当(210円)と特別配当(190円)に加え、株式時価総額1兆円突破を記念した記念配当240円が含まれています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













