JR西日本、第1四半期営業益11%減の559億円 前年反動響くも通期予想は据え置き

2026年08月05日 17:08

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JR西日本が5日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)連結決算は、売上高(営業収益)が前年同期比0.6%減の4,244億300万円、営業利益が同11.7%減の559億8,900万円となりました。旅行・地域ソリューション事業が黒字転換したものの、前年同期の反動や費用増加などを吸収できず営業減益となりました。通期の業績予想および配当予想は従来公表値を据え置いています。

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 JR西日本が5日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)連結決算は、売上高(営業収益)が前年同期比0.6%減の4,244億300万円、営業利益が同11.7%減の559億8,900万円となりました。経常利益は同12.7%減の521億2,500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.1%減の390億4,600万円を計上しました。

 セグメント別の損益では、主力の「モビリティ業(運輸業)」が売上高2,646億5,500万円、セグメント利益401億5,300万円(前年同期は434億7,800万円)となりました。「流通業」はセグメント利益37億5,500万円(同51億4,000万円)、「不動産業」はセグメント利益120億6,500万円(同144億6,100万円)となり、前年同期の反動や費用増加などにより減益となりました。一方、「旅行・地域ソリューション業」は北陸新幹線の延伸効果や観光需要の取り込みにより、セグメント損益が7億4,200万円の黒字(前年同期は6億3,600万円の赤字)へ転換しました。

 2026年6月末時点の財務状況は、総資産が前期末比867億3,300万円減の3兆8,899億8,800万円となりました。自己資本比率は31.4%となり、前期末の30.3%から1.1ポイント改善しました。

 2027年3月期の通期連結業績予想について同社は従来の予想値を据え置きました。売上高1兆8,290億円(前期比0.9%減)、営業利益1,650億円(同16.7%減)、経常利益1,450億円(同21.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000億円(同21.6%減)を見込んでいます。年間配当予想(1株あたり97.5円、中間48.5円・期末49.0円)も従来の計画を維持しています。

 今回の決算では、観光需要の戻りや旅行事業の改善が見られたものの、前年同期の反動や費用増加などにより第1四半期は営業減益となりました。通期計画に対する進捗を見極める上でも、今後は鉄道利用や旅行需要の動向とともに、旅行・地域ソリューション業や非鉄道分野での収益拡大が焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)