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ロームが5日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比16.8%増の1,357億3,900万円、営業利益が96億3,500万円(前年同期は1億9,500万円)となりました。生成AI普及に伴うデータセンター・AIサーバー向け製品や車載向け半導体の販売拡大に加え、前年の減損処理に伴う減価償却費の減少も利益改善に寄与しました。一方、通期業績予想は従来数値を据え置いています。
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ロームが5日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比16.8%増の1,357億3,900万円、営業利益が96億3,500万円(前年同期は1億9,500万円)となりました。経常利益は前年同期比352.6%増の112億4,300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同203.6%増の90億600万円を計上しました。売上高の増加や構造改革の進展に伴い、営業利益率は前年同期の0.2%から7.1%へ改善しました。
業績改善の背景には、自動車市場における電動化・電装化進展に伴う需要拡大や、生成AI普及を背景としたデータセンター投資によるAIサーバー向け製品の堅調な伸びがあります。加えて、前期に実施した構造改革に伴う減損処理により、減価償却費が前年同期の131億3,700万円から88億3,100万円へと減少したことも営業利益の押し上げに貢献しました。
セグメント別の状況では、主力の「LSI事業」が売上高621億2,800万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益73億1,400万円(同69.0%増)となり、車載やサーバー向けを中心に売上を伸ばしました。「半導体素子事業」は売上高589億3,200万円(同25.2%増)となり、SiCパワーデバイスのxEV向けやAIサーバー向け需要が下支えしたことで、セグメント損益は9億4,500万円の赤字(前年同期は62億6,300万円の赤字)へと赤字幅が大幅に縮小しました。また、「モジュール事業」のセグメント利益も同18.1%増の10億1,500万円となりました。
2027年3月期の通期連結業績予想について同社は、従来の公表値(売上高5,100億円、営業利益300億円、経常利益360億円、親会社株主に帰属する当期純利益290億円)を据え置きました。年間配当予想(1株あたり50円、中間25円・期末25円)も従来予想を維持しています。同社は第1四半期の進捗について「概ね想定どおり」と説明しています。
今回の決算では、車載向けやAIサーバー向け需要の取り込みにより、前年同期を大きく上回る利益水準となりました。会社側は中東情勢や原材料・物流コストの影響など先行き不透明感を踏まえて通期見通しを慎重に据え置いており、今後はAI関連需要の持続性やSiC事業の収益改善が通期目標達成の焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













