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花王が5日に発表した2026年12月期第2四半期(中間期)連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比7.8%増の8,719億3,400万円、営業利益が同38.5%増の958億3,100万円となりました。グローバルコンシューマーケア事業やケミカル事業の収益性が向上し、化粧品事業も大幅増益を達成しました。中間期の進捗が計画を上回ったことを受け、同社は2026年12月期通期の連結業績予想を上方修正しています。
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花王が5日に発表した2026年12月期第2四半期(中間期)連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比7.8%増の8,719億3,400万円、営業利益が同38.5%増の958億3,100万円となりました。税引前中間利益は同35.6%増の973億1,900万円、親会社の所有者に帰属する中間利益は同32.3%増の656億6,200万円を計上しました。高付加価値製品の推進や価格改定、稼ぐ力の強化が実を結び、営業利益率は前年同期の8.6%から11.0%へと大きく改善しました。
主力の「グローバルコンシューマーケア事業」は、売上高が6,495億円(前年同期比7.2%増)、営業利益が657億円(前年同期比111億円増)と堅調に推移しました。このうち「化粧品事業」は売上高1,310億円(同10.5%増)、営業利益58億円(前年同期は3億円)と大幅に改善しました。「Curél(キュレル)」や「KATE」などの注力ブランドが日本やアジア市場で好調に推移し、増収増益を引っ張りました。なお、第1四半期にロジスティクス最適化の一環として土地売却益115億円を計上したことも利益押し上げ要因となりました。
「ケミカル事業」も、売上高が2,472億円(前年同期比9.4%増)、営業利益が181億円(前年同期比37億円増)となりました。半導体関連など情報材料分野での需要着実な取り込みや、電子材料向け高付加価値製品の販売拡大、油脂製品を中心とした利幅改善が収益を押し上げました。
2026年6月末時点の財政状態は、資産合計が前期末比232億9,900万円増の1兆8,983億5,300万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分は利益剰余金の積み上がりなどにより1兆1,194億4,900万円となり、親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率)は59.0%(前期末は56.7%)と引き続き良好な財務基盤を維持しています。
中間期の好調な進捗を踏まえ、同社は2026年12月期の通期連結業績予想を上方修正しました。売上高を従来予想の1兆7,500億円から1兆8,000億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を1,820億円から1,900億円(同16.2%増)へ、親会社の所有者に帰属する当期利益を1,300億円から1,350億円(同12.4%増)へそれぞれ引き上げました。
中期経営計画「K27」のもとで収益構造の改革を進める同社は、化粧品事業の回復や日用品・ケミカル分野の強化によって大幅な増益を果たしました。今後は原材料市況や国際物流コストの変動、地政学リスクなどの外部不透明要因をグローバルな調達・生産体制と価格転嫁で吸収しつつ、成長軌道を維持できるかが今後の焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













