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ENEOSホールディングスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比18.7%増の3兆4,078億円、営業利益が同859.5%増の4,826億円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,150億円を計上し、前年同期の145億円の赤字から一転して大幅な最終黒字へとV字回復を果たしました。原油価格の上昇や為替の円安推移に加え、主力の石油製品事業における採算改善や在庫影響が利益を力強く押し上げました。一方で、2027年3月期通期の業績予想および年間配当予想(1株あたり34円)は従来の計画を据え置きました。
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ENEOSホールディングスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比18.7%増の3兆4,078億円、営業利益が同859.5%増の4,826億円、税引前利益が同976.0%増の4,777億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が4,150億円となりました。前年同期の赤字から大幅な黒字へとV字回復しました。
業績改善を牽引したのは、原油市況の上昇と為替の円安進行です。期中のドバイ原油価格は平均で1バレル=96ドルと前年同期に比べ29ドル高く推移したほか、為替相場も1ドル=159円と14円の円安となりました。これらの市場環境を背景に石油製品ほかセグメントの営業利益が4,066億円(前年同期は16億円)と著しく伸長しました。在庫影響による利益1,952億円を除いたベースの連結営業利益でも2,874億円(前年同期比1,523億円増)を確保し、本業の収益性が大きく改善していることを示しました。
大幅増益の好スタートとなったものの、同社は2027年3月期通期の連結業績予想を維持しました。売上高12兆8,500億円、営業利益6,100億円、親会社の所有者に帰属する当期利益4,150億円とする5月発表の公表値を据え置きました。年間配当予想についても、中間17円、期末17円の年間34円を変更していません。
原油価格の上昇や円安効果、石油製品のマージン改善により第1四半期の利益は急増したものの、原油市況やエネルギー市場の先行き不透明感を踏まえ、会社は通期見通しを据え置きました。同日に決算を発表したINPEXや出光興産を含め、石油元売り・資源大手の今後の業績推移や市況要因の影響が引き続き注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













